一目均衡表のオシレーターを作ってみた(修正版・完成)一目均衡表はチャート上に表示するインジケーターですが、これをオシレーターとして表示してみたいと思いました。
試行錯誤しながら作っていて、すでに2回アイデアを公開しているのですが、しっくりこないので修正を重ねています。
でもこれでほぼ完成ではないかと思っています。
図を説明します。
1. 青・赤のヒストグラム: 終値ー転換線(短期トレンド)
2. 緑・オレンジのヒストグラム: 終値ー基準線(中期トレンド)
3. 紫色線:2. の9日移動平均線(中期トレンドのシグナル線)
4. 水色線: 終値ー先行スパン1(中長期トレンド)
5. ピンク線: 終値ー先行スパン2(長期トレンド)
6. 下部の青△・赤▽: 転換線と基準線のゴールデンクロス△・デッドクロス▽(短期トレンド)
7. 上部の灰色△: 遅行スパンと終値とのクロス(上抜け△、下抜け▽)(トレンド転換)
前のアイデアで説明したように、
4. 水色線と 5. ピンク線は DPO(トレンド除去プライスオシレーター)のような動きをします。
4. 水色線が中長期、5. ピンク線が長期のトレンドを示しています。
今回のもので、三役好転と三役逆転 を判断できるようになりました。
【三役好転】
転換線が基準線を上抜け:6. 青△が点灯
遅行スパンが株価を上抜け:7. 灰色△が点灯
雲を上抜け:4. 水色線と5. ピンク線の両方がプラス
三役逆転はこの逆です。
短期から長期に並べると、上昇トレンドは
青ヒストグラム→緑ヒストグラム→水色線がプラス→ピンク線がプラス という順になります。
私は株価が基準線を上抜けしたら買い、下抜けしたら売り、を基本としているので、
ヒストグラムが緑になったら買い、オレンジになったら売り、ということになります。
青・赤のヒストグラム(転換線)はより短期トレンドなので、緑&赤での押し目買いも可能です。
レンジ相場の場合は、遅行スパンが株価と何度もクロスするので上部の灰色△▽が頻繁に現われます。
これも前のアイデアに書きましたが、中長期で投資するなら、
水色線かピンク線がプラスのときはずっとホールド、みたいなこともできると思います。
日足だけでなく、より短い時間足や、長い時間足でも使えると思います。
【KRUS】くら寿司USAが決算発表!!くら寿司USAが2Qの決算発表を行いました。
■決算
・売上高
予想:$30.36M
結果:$31.3M
・EPS
予想:$-0.21
結果:$-0.19
・FY22ガイダンス
予想:$133.98M
結果:$130M〜$140M
・ハイライト
既存店売上高:+183%
新規店舗:3店
各数値とも予想クリアで良いですね。
2022年度には新たに8〜10店舗展開予定とのことで、さらなる拡大も見込めそうです。
■チャート
決算発表は無事通過に思えましたが、発表後の株価は急落。
なんと-12.00%の大幅下落となりました。
現在の株価はは200日移動平均線付近にあり、そのすぐ下に50日移動平均線も迫っています。
今はくら寿司USAに限らず全体的に軟調なので、今すぐに買い向かうのではなく少し様子を見たいですね。
中長期的には期待できると思います。
【NVDA】増資?株式分割?NVIDIAに関して気になる情報が飛び込んできました。
■増資?株式分割?
NVIDIAが6月の株主総会で発行可能株式総数を40億株から80億株に引き上げる決議を予定しているそうです。
ただこれは増資なのか株式分割なのかはっきりしていないため、株価にどのような影響があるのかはわかりません。
さすがにNVIDIAの規模で1/2の希釈はないと思いますので、個人的には分割だろうと思っています。
増資だったら株主も反対するでしょうし…
NVIDIAは3/29から下落に転じており、そのときの高値から-20%程度下落しています。
今後も期待できる銘柄だと思うので下げたら積極的に買い増ししていきたいですが、現在のNVIDIAはPERもそれなりに高いのでもう少し下げてくれたほうが嬉しいですね。
とりあえずは増資か株式分割かはっきりするのを待ちたいと思います。
一目均衡表のオシレータを修正した一目均衡表をつかったオシレータを作ってみたのですが、あまりよくないなと思ったので修正しました。
自分はよく現在値と基準線の関係をよくみるので、それがよく見えるようにしています。
ここで表示しているのは
1.ヒストグラム1(水色:ピンク):現在値ー転換線
2.ヒストグラム2(緑色:オレンジ):現在値ー基準線
3.水色線:現在値ー先行スパン1
4.ピンク線:現在地ー先行スパン2
5.紫色線:ヒストグラム2の9日移動平均線(シグナル線)
です。
これで自分の見たいかんじに近づけることができました。
ヒストグラム2の緑が出たら買い、オレンジが出たら売り、です。
紫色の線よりも緑色のヒストグラムが低くなってきたら手じまいでもよいです。
再チャレンジ👀$CPEカロン石油株式会社(CPE)-テキサス州西部における石油・ガス鉱区の取得、開発、探鉱および操業に従事。
ステージ1-b。買いポイント$65.55。買い範囲は$68.82まで。
前にも紹介した銘柄で、買いポイント付近で下落があり再度ポイントに近づいています。出来高は3/25に増加し上昇しています。他は出来高が少ない状態。
値動きに幅があるので注意が必要です💦勉強のために観察していきたい銘柄です!
【MARA】Bitcoin好調!暗号資産マイニング企業に注目!!Marathon Digital Holdings
ここ2週間くらいはBitcoinが好調ですね。
こういうときは暗号資産そのものではなく、マイニング銘柄にも注目しておきたいです。
マイニング銘柄としてはMarathon Digital Holdings(MARA)、Riot Blockchain(RIOT)、Core Scientific(CORZ)などがありますが、今回はMARAを紹介します。
■チャート
現在はトレンドラインに沿って動いており、先週末は上で跳ね返されました。
個人的には一旦下目線かなと思っていますが、ちょうどBitcoinも$45000を狙っているところなので、それ次第では上抜け可能性も十分にあると考えています。
できればラインの下まで落ちてきたところを拾いたいですが、Bitcoinの値動きも見ながらタイミングを図りたいです。
■値動き注意
直近の値動きとしては横ばいが続いていますが、それでも30%以上動いています。
また、2021年9月末から11月中旬の値動きを見るとBitcoinが65%上昇に対してMARAは170%上昇しています。
これは逆も然りで下落もものすごいですよね。
とてもおもしろい銘柄だと思いますが、火傷しないように注意してください。
【IONQ】決算発表間近!量子コンピュータ銘柄に注目!量子コンピュータ銘柄のIonQが3月28日に決算発表を控えています。
■IonQについて
IonQはイオントラップ型の量子コンピュータを開発する会社で、2021年10月1日に量子コンピュータ会社として初めてニューヨーク証券取引所に上場しました。
同社にはAmazonやSamsung、ソフトバンク・ビジョン・ファンドなども出資しており、量子コンピュータ業界のリーダーとして大変注目されています。
まだ量子コンピュータを身近に感じることはありませんが、すでにAmazonやMicrosoft、Googleが提供するクラウドサービスと提携しているため、私たちが思っているよりもずっと早く量子コンピュータの恩恵を受けることになるかもしれません。
■チャート
チャートを見ると三角持ち合いを形成しており、決算の内容次第でどちらかに抜けていきそうです。
現在の株価は$13.95とパッとしませんが、前回の決算発表後は80%近く上昇しているため、中身が良ければ面白い展開になりそうです。
すでにホルダーの方は引き続きホールドで良いと思いますが、まだの方は決算発表を待ってからでも遅くないと思います。
■長期的にも期待
量子コンピュータは短期的に何かが起きるような技術領域ではないと思いますので、仮に決算の内容が悪くても長期的にウォッチしておく価値はあると思います。
もし量子コンピュータ銘柄としてIONQを推している方がいましたら、ぜひ私と一緒に応援していきましょう!
【CCL】決算発表!仕込みチャンス来るか!?クルーズ銘柄のCarnivalが3月22日に1Qの決算発表を行いました。
■決算発表
・売上
予想:$2.26B
結果:$1.62B
・EPS
予想:$-1.28
結果:$-1.66
・予約状況
オミクロン株の影響を受けているものの稼働率は70%近くあり、一部の航海は売り切れている。
2022年後半も予約状況は良好であると考えており、2023年には過去の水準に戻る見込み。
■決算発表の振り返り
まず、売上やEPSのミスに関しては問題ないと思います。
オミクロン株の状況下でこれらの数字がBeatすると思っていた人のほうが少ないでしょう。
なお、Q3にはEBITDAがプラスに転じる見込みとのことなので、今後の決算発表では売上やEPSにも注目したいですね。
予約状況も引き続き好調なようで安心しました。
特にサプライズのようなものはなかったと思いますが、改めて好調であることを確認できたのは良かったです。
オミクロン株もかなり落ち着いてきましたし、今後は改善する一方ですね。
全体を通して概ね予想通りな感じだったかなと思います。
■決算発表後の値動き
決算発表当日の値動きは-0.11%の下落となりました。
他のクルーズ銘柄やアフターコロナ銘柄は上昇しているので、決算内容が少し物足りないと思われたのでしょうか。
■チャート
チャートの形は悪いと思います。
長らく抜けられずにいる抵抗線が控えており、さらには移動平均線も50,100,200とあります。
今回の決算発表で上にぶち抜けてくれたら良かったのですが、そこまでのインパクトはありませんでしたね。
個人的にはチャートが抵抗線を抜け、上向いてきてから買っても遅くないと考えています。
■今後の投資戦略
予約状況は好調なので、すでにホルダーの方はホールドで良いと思います。
私はノンホルダーなのでどこで買おうか迷っているところですが、底を見つける能力は私にはないので少しずつ仕込んでいくつもりです。
(正直なところ、私はアフターコロナ銘柄ならAirbnbの方が魅力的だと思っているのでCCLよりもABNBを優先しちゃうかもしれないです…)
■少し気になるポイント
・希釈化
CCLはコロナ禍でかなり増資を行っており、それに伴って希釈化されています。
したがって、予約状況がコロナ前の水準に戻ったとしても、株価が同じように戻るとは限らないのではないかという疑問があります。
・燃料価格
ウクライナ情勢は依然として先行き不透明であり、それに伴い燃料価格も高騰しています。
当然ながら燃料価格の高騰はCCLにとってマイナス要因ですから、今後の利益圧迫が気になります。
■参考
www.carnivalcorp.com
より有利な価格で取引するためのテクニック 🎯みなさん、こんにちは!👋
以前、市場参加者が使用する主な3つの注文タイプ - 成行注文、指値注文、逆指値注文 - についての アイデア を投稿しました。
今週はさらに一歩進んで、これらの3つの注文の種類を使用してプロのトレーダーがより良い価格を得るために使用する高度な技術についていくつかお話ししたいと思います。🎯
テクニック 1: 成行注文の代わりにスルー指値注文を使用する 📈
これは、ほぼすべての場面においてトレーダーに人気のあるテクニックです。流動性を「取りたい」(自分で取引の主導権を握る)場合、ほとんどのケースで、指値注文を使う方が成行注文を使うよりも良い選択肢となります。スルー指値注文は、「この価格で株を買いたいが、これ以上の価格は望まない」という指値注文でありながら、その価格がベストオファーを上回っていることから、このような名前が付けられています。
例えば、もう一度AAPLのケースで考えてみましょう。Apple株のBid価格が175.01ドルで、買うことができるAsk価格のオファーが175.03ドルだとします。この時、買いのスルー指値注文は175.05ドルに置きます。このような指値注文は、ベストオファーの価格を「スルー」して超えているため、「市場性」があります。
スルー指値注文が成行注文よりも優れていることが多いのは、市場のマイクロストラクチャーに起因します。
上記のようにスルー指値注文を出せば、すべて約定しないかもしれませんが、予想よりも極端に高い金額を支払うことはないでしょう。成行注文の場合、マーケットメーカーは、注文の内、最初の100株を約定した後、他の取引所でより高い価格で残りを約定するかもしれません。
BATS取引所は、多くの大規模な取引所サーバーを収容するNY4データセンターよりもマンハッタンに近い場所にあります。これはつまり、あなたの注文は他の取引所よりも先にBATSに届く可能性があるということです。マーケットメーカーが何かに対して買いの関心があることを知っている場合、彼らは例えば最初の100株を約定し、その後より流動性の高い他の取引所にあなたの注文を流し、潜在的にオファーを上げ、不利な価格でポジションを持たされるかもしれません。
このようなことは常に起こるわけではありませんが、市場の仕組み上、このようなことが起こり得ます。プロは、このような問題を回避するために、スルー指値注文(注文価格がオファー+0.02セントなど)を使用することがよくあります。これは、逆に資産を売却する場合も同様です。
テクニック 2: 注文を動かす。 💪
面白い事実:あなたが見ている板情報は、本当の板情報ではないかもしれません。本当です!
ある証券の市場に関して言えば、指値注文には2種類あります。「ライト」オーダーと「ダーク」オーダーです。板情報を見るとき、あなたはその一部しか見ていないのです!
時には、あなたが望む価格と表示されている価格との間に隠れた注文があることもあります。スプレッドの間に注文を入れることで、ダークオーダー/ペッグ制/その他の注文などから他の方法よりも有利な価格を得ることができるのです。
さらに、スプレッドの間に注文を入れると、自分側の新しいベストプライスになります。これは、反対サイドの取引を行おうとしている人が、あなたのいる位置に来ることを促すかもしれません。これは、スプレッドが広く、動きが遅いことが多いオプション市場において、特に当てはまります。注文を動かす(注文を出して、それを移動させる)ことで、取引の反対側の表示されているベストプライスに当てるよりも、ほぼ確実に良い価格で約定されます。
約定を待っている間に動きを見逃してしまわないようにしましょう!
テクニック 3: 板情報を上手に利用する。 🧾
稀にですが、取引に精通していない市場参加者が「手の内を見せる」ことがあります。このような場合、通常、1つの大きな指値注文が、板の中で親指のように突き出ていることがあります。この人物がアグレッシブなシグナルを発し始めたら、探している資産を素晴らしい価格で獲得できるかもしれません。
例えば、次のようなことです: AAPL株を買いたいと思っていて、板情報(オーダーブック)を表示させたとします。そこで、大量の売り指値注文があり、それを約定させようとゆっくりと価格を下げていることを見つけました。このような明らかな売り圧力は、市場の最前線がクジラの求めている流動性をすべて処理するため、大きな値動きにつながる可能性があります。これは、クジラが売り尽すまでしばらく続くかもしれません。こうした場合、おそらく株価は需要のあるエリアを見つけ、注文チケットを出したときに予想していた価格よりもはるかに良い価格で取引できるでしょう。要するに、注文を出す前にこのような状況を見つければ、それを利用することには意味があるのです。
以上です!注文と板情報を使って、より有利な価格で取引するためのいくつかのヒントとコツでした。
-チームTradingView 💘
お見逃しの場合には、こちらに前回の初心者向けのアイデアがあります: